避妊・去勢手術は必要?手術に適した時期(月齢)は?

避妊・去勢手術のタイミングは、生後6ヵ月から初めての発情を迎える前の時期が適期といわれています。1歳を迎える前の早い月齢なので、ゆっくり構えて時期を過ぎてしまわないよう注意が必要です。

メス猫の発情兆候

  • ロードシス(猫に特徴的なおしりを持ち上げる様子)
  • 大きな声で鳴く
  • 頭や首をやたらとこすりつける
  • ゴロンゴロン転がる
  • 外に興味を示す
  • 活動的になる
  • 食欲がなくなる
  • いつもと違うところでおしっこをしてしまう

避妊手術のメリット

望まない出産を予防するだけでなく、乳腺腫瘍の発症率の低下や感染症・卵巣・子宮の病気を予防できる点もあります。また、発情しなくなるので、発情による大きな鳴き声やマーキング行動などを防ぐことができます。それにより猫も飼い主も発情によるストレスがなくなります。

オス猫の発情兆候

  • 尿スプレー
  • 大きな声でなく
  • 家出しようとする
  • 攻撃的になる

去勢手術のメリット

避妊手術と同様、望まない妊娠の予防、感染症や精巣の病気の予防が挙げられます。また、スプレー(マーキング)の防止、発情期の問題行動(家を抜け出してしまう、ほかのオス猫との争いでケガをするなど)の防止にもつながります。